7月7日(土)19:00~20:00 EGG特設会場
「くしろガイアナイト2012」
7月7日(土)は七夕ライトダウン(クールアースデー)として、地球環境のこと、この夏の節電のことなど私たちが直面する問題を電気を消して考えてみようと、全国各地でライトダウンイベントが実施されました。
釧路ではEGGに特設会場を設け、釧路総合振興局の主催により、午後7時から8時までの1時間「くしろガイアナイト2012」が開催されました。
会場にはおよそ500個のキャンドルが灯され、定刻の午後7時から今回のイベントの主旨のアナウンスがあり、その後、イベントの第1部として「くしろ橋南西ゆめこい倶楽部ハンドベル隊」によるハンドベルの演奏が行われました。
「夕焼け小焼け」「七つの子」「キラキラ星」「大きな古時計」「アメイジンググレイス」「上を向いて歩こう」などの曲がハンドベルの優しい音色で演奏され、会場にお越しのお客様の心を癒してくださいました。
そして、7時30分にはEGG内のすべての照明を消灯し、ハンドベルの「星に願いを」が流れる中、最後に残された「くしろ」「2012」の形に並べられたキャンドルが点灯されました。
EGGの植栽とともに自然に近い環境の中、キャンドルだけが灯る会場で、私たちが普段どれだけ人工の灯りの中で生活しているのかを知らされているようでした。
第1部からは大きく雰囲気が変わった会場では、第2部として釧路交響楽団主席トロンボーン奏者の嵯峨彰人さんとピアノの藤塚昭美さんのお二人による演奏が行われました。
グノー作曲とカッチーニ作曲の2曲の「アヴェ・マリア」を、さらに「言葉にできない」「見上げてごらん、夜の星を」などを演奏していただきました。
キャンドルは午後8時30分まで点灯し続け、会場にお越しのおよそ100人のお客様にキャンドルの優しい灯りと音楽とが織りなす幻想的な夜をお楽しみいただきました。
この夏は節電を兼ねて、キャンドルで過ごされる夜も楽しんでみてはいかがでしょうか。